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ミヤケ ミツハル
過去の作品2(2000〜2003)



2003.11
「水景-ね・いろ」
/ マキイマサル・ファインアーツ
(室内空間すべてインスタレーション)

<水景>ね
水を張った900×900のガ
ラス板4枚で構成され、それぞれスピーカーで支えられています。鑑賞者が聴診器で自分の心臓の音を拾うと、その音が、マイク、アンプを通 して、スピーカーに伝えられ、音、振動を発生します。心臓の規則正しいリズムがガラス板の水表面 に振動となって現れます。その様子は照明により映像として見ることもできます。
心臓の拍動を鼓動(音)としてとらえることで、意識化をはかります。また、生命の源とされる水を振動させ、視覚的に見ることで、生きている証である心臓が動いていることを実感し、自分自身の身体をより強く意識することができます。
<水景>いろ
コチニールから抽出した赤い液体で満たされた1100πのガラス板6枚が床に並びます。その下には音に反応するように照明がセッティングされ、ほのかな赤いともしびが部屋を包みます。また、それぞれの上部には水を貯えた容器が天井から吊るされ、水が雫となってガラス面 に滴り落ちます。容器には光が投影され、屈折し、空間に色を落としていきます。


↑ <水景>いろ
水、アクリル、ガラス、照明

↑ <水景>ね  
水、ガラス、照明、風、マイク、聴診器、アンプ、スピーカー、布、砂




2002.11
府中ビエンナーレ連動企画展
「接近」/ 府中市美術館

キャンバス、木炭、パステル、モーター、ワイヤー





2002.8 
「原風景展vol.XI」/ 東京都美術館
『水景』

6000φ×705
水、ガラス、砂、植物、鉄


水の痕跡(1週間後)




2001.11 
「Water Scape(Resonance)」
/アートフォーラム谷中

6500×5000×3000( 室内空間すべて)/インスタレーション
土、水、ガラス、照明、他

4回目。 Resonanceとは共鳴という語意で「物理系が外部からの刺激で固有振動を始めること。 特に刺激が固有振動数に近い振動数を持つ場合を指す。また転じて他人の思想や意見に同感の念を起こすこと」。 作品では落ちゆくわずかばかりの水が刺激となり、それを受けとめた水は共鳴し波紋を広げ、振動を伴って音を発生させます。 さらに光の波動によって天井に映し出された水影は振動を伴って視覚化された水の造形をつくりあげます。天井いっぱいに広がるゆらぎの波紋は胎内の羊水にいるかのような気持ちにさせてくれます。 ガラス板の上で表面張力でこぼれんばかりの水に我々は神秘と力強さ、美しさをみることでしょう。やがて飽和状態となり決壊し、あふれ出します。 これら一連の動作は何らかの現象(ここでは水が落下する)をもとに、 その結果 として新たな事象を生み出します。水が落ちることで共鳴する音や光、やがて土に流れ込み浸み渡る。 作品上では永遠にこの作業が繰り返し行われます。 生まれては消える、生命の基本構造を垣間見ることが出来ます。それは、 人が帰ってゆく場所であると同時に生を育む胎内そのものでもあります。 地球上の生命、人々はお互い皆、共鳴や反発をし合い、リンクしながら発展を遂げてゆきます。主要素材 土・水・ガラス・照明・布 作品展示の内容 直径、約60cmのガラス板を地面に2カ所設置します。天井に吊された容器から水が雫となりガラス面 に滴り落ちることによって、 下部より照らされた照明により水の波紋を天井に映します。


アート・ライブ・コラボレーション
作品のある空間の中で音を奏でることによって、新たな創造空間を生み出します。

<ゲストアーティスト>
●COTU COTU
1995年坂本弘道、佐藤研二、三木黄太のチェリスト3名により結成。 現代音楽からクラッシク、即興、ロックと幅広い音楽センスを持ち合わせる特異なグループ。他ミュージシャンとの共演も多く、「ハイポジ」「たま」「パスカルズ」「梅津和時」など。 昨年は電気グルーブのレコーディングに参加主なライブ: MANDA-LA2、渋谷クロコダイル、セブンスフロアーに出演。昨年はドイツ公演も行う。

●福島久雄(ギター)
様々な音楽制作に携わるほか'92年から度々ブラジル、東欧などを旅行する。民族音楽研究の傍ら自身の音楽活動も精力的に行う。'99年Gypsy swing projectでアルバム「Ponnichi」を発表、11月にはジャズフェスティバルサラエボ'99に出演。 今年4月に板橋弘之とのデュオ・アルバム(Shuu)を発表。ジプシー・スィング・ジャズからモダンジャズ、フリーアバンギャルド、民族音楽などの境界を越えたインプロヴァイズド・ミュージックを目指す。板橋弘之(キーボード,ピアノ) キングレコード主催「ジャズ維新塾」最優秀賞受賞。自身のユニット(KOLD KLAVE)で原初ラテンリズムと現代ジャズの融合を試みる。即興性を重視した演奏に意義を求め、時間軸やダイナミックレンジの揺らぎなどにより、音楽表現を追及。

●東京ナンガデフ
1997年奈良大介、駒沢れおを中心に総勢10人で構成されるアフリカンパーカッショングループ。枠にとらわれない独自の表現を展開。このジャンルにおいて今最もパワー溢れるグループである。今回はギャラリースペースの関係上、少人数制での演奏となります。今年8月ママディケイタひきいるセワカンとの共演、他クロコダイル、横浜ベイフォールに出演。





2001.6 
「Water Scape(In side)」 /彩ギャラリー

12000×5000×2700( 室内空間すべて)/インスタレーション
布、水、木、干草、畳、照明、他

3回目の「Water Scape」。外界からより内側に焦点を向け、生と死をつなぐ胎内空間を形成。視覚、聴覚、 身体感覚にまで作用する作品を試みる。 A:白い布を筒状にしたトンネルは胎動を表す。通路の途中には、水をためた容器があり、下から照明が照らされている。人がそこを通 ると振動で水がゆらぎ、筒状の布いっぱいに反射する。B:トンネルを抜けると、小さな部屋があらわれ、透けた壁のむこうに明かりが見える。水滴が落ち、波紋が光で映し出される。C:長く真っ暗で何も見えない道を行くと、最後に千草で作られたドームの部屋に辿り着く。その中央には灯りの塔がたち、またそこにも水が滴り落ち、水音が響き、光が揺れる。再びB→Aを通 り、現実空間へ戻る。

A



B C




2000.10 
「Water Scape(Sound)」/ ギャラリー人

( 室内空間すべて)/インスタレーション
水、木、小石、キャンバス、木炭、照明、
付帯事業/作品を使用したサウンドインスタレーション(音響、パフォーマンス)他

水が張られた2m平方のキャンバス上に、天井からしたたり落ちる雫が音を立て、波紋を広げる。その波紋が光に反射し、周りの壁に映し出される。それはまるで人の一生のように、波紋は次々と生まれては消えてゆく。私たちが物を作り出すとき、物をたたいたり、こすり合わせることで必ず音が出る。ここでは、四方の壁面 に80cm×80cmのキャンバスという最も一般 的な絵を描く道具を用い、その中に組み込まれた装置が振動し、キャンバスをたたく。まるで心臓の鼓動の様に。さらにひもで吊した木炭やパステルがキャンバスとともに音を鳴らし、わずかに 色をつけてゆく。それは人が生活の中で様々な音を作ってゆく、エネルギーを表す。水(視覚的)と音(聴覚的)を結びつけることで、水のゆらぎから音、音から広がる創造の世界を表現しました。水は絶えず動き、音を作り出す。人もまた生きてゆく中で様々な音を作り出す。そこには絶え間ない生命の営みがある。 ギャラリー内がまるで生きているかの様な作品です。

◆サウンドインスタレーション◆

作品のコンセプトを音を通したパフォーマンスで具現化したもので、暗闇の中で上演されることで、鑑賞者の五感を最大限に触発させることを目
的とする。水滴の音や、氷が溶けていくことで中に含まれていた小石が落ちる音、細工を施された竹の筒をカラカラと落ちていく音が、真っ暗な空間全体に響きわたる。それら自然物が発生させる音と、日常から切り取られた断片的な音を音響機材で加工、編集させた音、そして壁面 に設置された8枚のキャンバスが色を塗り重ねるように、空間を音で埋め尽くしてゆくという実験的試みである。

←天井に吊るされた氷が時間とともに溶け出して、中に含まれていた小石が落ち、音をたてる。
キャンバスに吊るされた木炭が振動で跳ね、音をたてながら色をつけていく。↓→





(C) 2003 MitsuharuMiyake



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